夏の紫外線を完全シャットアウト!お肌を守る3つのポイント

加齢をより進行させてしまう「光老化」。
「光老化」とは、紫外線を浴びると肌の弾力を保つためのコラーゲンやエラスチンなどの繊維がダメージを受けて弾力性が失われるなど、紫外線が原因で引き起こされる老化現象です。
紫外線の影響は細胞まで及ぶと肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わりの周期)が乱れてシミやくすみの原因にもなってしまいます。
さらに紫外線のダメージにより肌の内部が乾燥してしまい、新陳代謝も低下してしまうと自然回復しにくい肌の環境になってしまうので、紫外線は出来る限り防御しなければなりません。
夏の紫外線対策は「UVケア」「保湿」「ビタミンC」がカギ!
夏の強い紫外線から肌を守るには徹底したケアが必要です。
外出時は日焼け止めを使用して日傘や帽子で紫外線を防御して汗をかいたら、こまめに日焼け止めを塗り直しましょう。
日焼け止めを選ぶ時のポイント
日焼け止めを選ぶ時は「SPF」「PA」を見て用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
「SPF(サン・プロテクション・ファクター)とは」
SPFは数値が大きければ大きいほど赤くなる日焼け(サンバーン)の予防効果が高くなります。これは肌に紫外線防止化粧品をつけていた場合にUV-Bによる日焼けをどの程度遅らせる事が出来るのかを測定したもので「SPF50」ならつけていない時に比べて50倍遅らせる事ができる事になります。
「PA(プロテクション・グレイド・オブUV-A)とは」
UV-A防御する指標で「+」の数値が多いほどUV-Aから肌を守る効果が高い事を示しています。「+」の数は1~最高4まであります。
用途に合わせて最適な日焼け止めを選ぶ
日焼け止めはSPFの数値が大きくなると「紫外線吸収剤」という成分が含まれている場合があり、紫外線を吸収すると化学反応によりエネルギーは放出する作用があるため、少しの時間の外出時などは出来るだけ数値の低い日焼け止めを使用するようにしましょう。
目安として
日常生活=SPF10 PA+
屋外での軽いスポーツ=SPF10~20 PA++以上
海や炎天下での活動=SPF30~50 PA++~+++
肌に水分を与えて老化の防止
お肌にとって乾燥は大敵です。肌が乾燥してしまうと肌の機能が低下して老化の進行を早めるだけでなく肌の回復機能が低下してしまいます。
肌の保湿には保湿力の高い化粧水やゲルを頻繁に塗り重ねて、夜はパックをするなどして充分に水分を肌に与えるようにしましょう。
ビタミンCで酸化防止
私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。活性酸素は身体を酸化させる(錆させる)作用があり、肌のしみやしわといった老化現象や動脈硬化、がんなど多くの生活習慣病の原因として知られています。
そんな活性酸素ですが、ビタミンCの「抗酸化作用」無害にすることが可能です。
しかし、ビタミンCは摂取しても体内から2~3時間で排出されてしまうので、ビタミンCを充分取っているつもりでも不足している場合が多いので、野菜や果物をしっかり食べて、足りない分はサプリメントで補って肌環境を整えましょう。
夏の強い紫外線対策のまとめ
夏は紫外線が1年間で一番強い季節。
お肌の老化を防ぐためには「UVケア」「保湿」「ビタミンCの補給」をしっかりと行う事が大切です。
しわやたるみ、シミ、くすみは一度出来てしまったら簡単にセルフケアで回復する事は出来ませんし、紫外線のダメージは蓄積され取返しのつかないトラブルに成りかねないので、肌トラブルを引き起こさないために徹底したスキンケア対策を行いましょう!